
BEENOS株式会社
Jun 20, 2025目次
1.目指すべき世界観
オフィスエントランス
BEENOS株式会社の社名は、動植物の生態系とその繁栄の象徴であるミツバチ(BEE)+ ハイブ(巣)から来ています。
世界経済という生態系のなかで、ミツバチのようにBEENOSはコマースやWEBサービス、投資活動などを通じて、世界中の起業家や企業、モノ・人・情報・お金を繋ぎ、企業体として、その欲割を果たすことで、日本を起点に世界が共存共栄で豊かになることへささやかながら貢献をしていきたい、という私たちの想いを込めています。
その上で、BEENOSは、ITとインターネットテクノロジーをベースに、グローバル領域において新しい市場を創造するための「グローバルプラットフォーム」を生み出し続けます。
2.事業内容
事業領域と成長ストーリー
越境ECのリーディングカンパニーとして、世界と日本を双方向に繋ぐグローバルコマースを運営しています。
グローバル市場での流通拡大を目指す企業や事業者には、国際間取引で障壁となる言語・決済・物流等をテクノロジーで解決するグローバルプラットフォーム「Buyee」を提供し、世界約120の国と地域、海外のマーケットプレイスまで販路を拡大し、世界中への流通を実現する一気通貫した販売チャネルを構築しています。
また当社は2024年に世界各国の代表的なECマーケットプレイスへの出店/出品サポートサービスなどを通じた国内企業の越境EC支援実績が累計6,000件を突破いたしました。
日本最大規模の越境ECプラットフォームです。
3.事業のエシカルポイント
オフィス休憩スペース
当社では、明日への希望を持てる社会が、サステナブルな社会だと考えています。
私たちは、これが企業が長い期間企業活動を行う上で必要になってくる概念だと考えています。例えば短期的な企業活動ならば、サステナビリティは無視して活動する方が、利益を出しやすいと思います。しかし、私たちは地域社会や環境と折り合いをつけることによって、長い目線で関わる人全員が豊かになると思っています。その結果として働く人も関わる人も朝起きる時に、「その日に」ワクワクするような、可能性が拡がっている状態を作りたいと考えています。
また、具体的なポイントとしましては、実は当社が海外に送っている商品の多くが中古商品となっています。
日本の中古商品(フィギュアやブランド品)の需要は海外でも日本の中古商品をあえて海外のお客様(新たな需要)に結びつけることによって、商品ライフスパンの最大化に貢献できているとも言えます。また海外のお客様に商品をお届けするにあたり航空輸送がメインになるため、2025年より一部の輸送においてSAF(持続可能な航空燃料)の活用も開始しました。
4.現在の事業に込めた経緯・想い
現社長の直井は、20代当時バブルが弾けた後の日本には活気がなくなっていることを憂いていました。そんなときにアジア諸国を訪れる機会があり、現地の人との交流の中で、日本よりも当時経済的に劣っていた国の人々が皆明るく、元気なことに感銘を受けました。それはこれから自分の国が発展をしていく未来を見据えているからだということに気づきました。また自分の努力や貢献が国を変えられる感覚もあったのだと思います。
日本には、観光資源の多さや、ものづくりの強さ、アニメ等のサブカルチャーの強さなど良いところはたくさんある。これらの日本の強みを世界に発信することで、日本を盛り上げれる、【可能性を拡げる】ことができると直井は考えました。
その経験を通じて、海外への発送に対応していない日本のECサイトが多いことに気づき、私書箱サービスの仕組みを使えば海外からの依頼も受けられるのではないかと考え、海外転送事業「tenso」の立ち上げに参画しました。
当初は、中国にいる日本人の駐在員などが主な利用者でしたが、ZOZOTOWNとの提携が大きな転機となり、事業が拡大しました。加えて、以前から直井自身が、海外の友人から日本の商品が欲しいのに買える場所がないという相談をよく受けており、日本の魅力的な商品を世界中の人々に届けたいという強い思いがありました。
当時の日本のECサイト訪問者の約3%は海外からのアクセスがあったにも関わらず、海外販売に対応していないEC事業者が多かったことも、課題として認識されていました。
Buyeeは、これらの状況に対応するため、物流から決済、言語の領域まで対応できる購入サポート事業として開発されました。
Buyeeを通じて、日本企業は決済を直接受けることなく海外販売が可能となり、海外ユーザーも好きな決済や通貨で支払うことができるようになりました。また、日本のECサイトとBuyeeが連携することで、海外販売がより手軽になるというメリットもありました。
このように、Buyeeは、法規制の変化に対応し、海外からのニーズに応え、日本のECサイトが抱える課題を解決し、より包括的な越境EC体験を提供することを目指しています。
5.最後に
従業員による当社イメージのアンケート結果
私たちはお客様にバリューを届ける会社です。
ただバリューを届けるだけでなく、グローバルに「日本の良さ」を発信し、その対価として収益をあげています。
またその収益を原資としてさらなる価値提供をすべく新規事業の創造をとおして日々模索をしています。
もちろんこの一連のプロセスはサステナブルである必要があり、従業員・顧客・取引先が長期的にハッピーで健康的であることがとても重要です。
例えばESGに代表されるような環境、人的資本、ガバナンスのテーマもこの文脈においてとても重要だと考えています。
もう1つ、私たちは特に若い世代に多くのチャンスを与え、多くの成功体験が積める環境作りを頑張っています。チャンスを与えられたメンバーにはそのチャンスに飛びつくことが求められます。このような環境が魅力的に感じる方はぜひご連絡ください。
6.基本情報
会社名:BEENOS株式会社
所在地: 〒141-0031 東京都品川区西五反田8-4-13 五反田JPビルディング7F
代表者名: 直井聖太
設立年月日:1999年11月25日
従業員数: 438名
事業内容: 国内外における各種Eコマース事業
HP URL:https://beenos.com/
7.企業情報
-ビジョン-
日本と世界を繋ぐグローバルプラットフォームを創る
-パーパス-
野心とテクノロジーで世界の可能性を拡げるNextスタンダードを創る
上記のビジョンには、野心とテクノロジーという対義語に当たるような野心と、テクノロジーで、ビジネスを爆発させたいという想いと、常識を疑い、今までスタンダードでなかった世界に新しいNextスタンダードを創りたい想いが込められています。