
1週間に25個だけ!
ーWildishが提案する“スロー”なアウトドアバックとはー
目次
大量生産はもう古い?
「大量生産はもう古い」そんな価値観を体現するアウトドアバックブランドが
イギリスから生まれました。その名もWildishです。
彼らは様々なエシカルで、ユニークな取り組みを行っています。
では、どのようなことを行っているのかみてみましょう。
生産数の制限
Wildishでは、生産数をあえて制限しています。では、いくつ作っているのか。
なんと、1週間にたったの25個しかパックを製造しません。
それはなぜなのか?
その答えはとてもシンプルで、“急激な成長を目指すつもりはない”という
コンセプトに基づいたものでした。
このスローなアプローチが、品質の良さと環境への配慮を同時に実現しています。
光る職人技
Wildishのバックは経験豊富な職人Amyさんと、Rayさんが製造を行っています。
他社と違い、1週間に限られた数しか製造しない彼らだからできる、
丁寧に手作業で作られるバック。商品の1つ1つの細部までこだわり抜かれ、
まさに“職人技の結晶”そう言える商品です。
地球に優しい素材
Wildishのこだわりはまだまだあります。
Wildishのバックはなんと環境に配慮した素材で製造されています。
・GOTS認証のオーガニックコットン
・リサイクルウールの中綿
これらの素材を使用することで、環境にも配慮された商品となっているのです。
地域密着型の製造モデル
Wildishのバックは、品質の良さ、環境への配慮。それだけではないんです!
なんとWildishは各地域の職人と協力し、製造されるその土地の素材でバックを製造、
販売する“グローカル”なモデルを目指しています。
これにより、輸送にかかるコストや、CO2も同時に削減でき、地域経済にも貢献する事ができる。
そんなモデルになっています。
Wildishの特徴
ここまでたくさんWildishの良さについて紹介しましたがそれだけではありません。
Wildishのバックは購入後も安心の生涯保証が付いているのです。
製造や素材の欠陥は無料で修理、また消耗による修理も有料にはなるが対応しているとのこと。
また、使わなくなったバックを返却することで、購入価格の10%がポイント還元され、
返却したバックの素材は再利用されるとのこと。
ETHICAL TIPS
ー今から生かせるエシカルポイントー
Wildishの取り組みから学べる、“スローでサステナブル”なものづくりのヒントをまとめました。
- 「少量生産=丁寧な生産」
作る数を絞ることで、品質と向き合う時間が生まれます。大量ではなく、価値を届ける少量を。
- 職人の技術にこそ価値がある
手作業の温もりや、ストーリーのあるものにこそ、人は愛着を持つ。
- 素材選びからエシカルに
環境認証を受けた素材や、再生可能な中綿を使うなど、選ぶ素材にも責任を。
- “グローカル”なものづくり
地元の素材を地元で加工し、輸送も最小限にする事ができます。その地域に根差した生産は、地球にも地域にもやさしい。
- 買った後も“責任”を持つ仕組み
修理、素材の再利用、ポイント還元など、使い終わった後の循環設計が、真のサステナビリティ。
Wildishのこのような“スロー”なものづくりは、わたしたちに新たな消費のあり方を提案しています。
大量生産、大量消費の時代から、持続可能で丁寧なものづくりの時代を作る。
Wildishはそんなものづくりの新たな時代の象徴になるかもしれません。